文春文庫<br> 手のなかの暦

文春文庫
手のなかの暦

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  • サイズ 文庫判/ページ数 237p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784167239138
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

女たちのくらしのほとんどは手仕事であり、手のなかで刻まれる日々の暦が女のひそかな歴史を織りなす。女性にかかわるエッセイ集

内容説明

女が生きるとは、手にふれたたしかな手ざわりのつみかさねでもある。深夜寝そびれたとき、仕事に倦んだとき、わたしはやはり息抜きとしての家事をする。アイロンかけの日もあるし、銀の匙をみがいている夜もある。この程度の家事をすることで生活者の実感をあじわい、のんびりできる息抜きを見出している。

目次

第1章 手のなかの暦
第2章 女たちの暦(挫折を恐れぬ愛を求めて;女のたたかい;変りつつある結婚の風景;亡き息子への鎮魂歌 ほか)
第3章 1人で暮す(1人暮し・12年前;食卓の新しい主役;強い心;わが家 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

37
ノンフィクションかと思って手に取ったら、エッセイであった。鋭く硬質な文の印象は、エッセイでも変わらない。この方の本は、読み続けていきたい。2015/06/22

Book Lover Mr.Garakuta

9
面白いというか、物凄い体験をなされているんだと思う。エッセイ集。2019/06/22

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