文春文庫<br> 宮本武蔵〈2〉地の巻

文春文庫
宮本武蔵〈2〉地の巻

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  • サイズ 文庫判/ページ数 442p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167238155
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

乱世に一筋の生き方を貫き、心技体の頂点を極めた武芸者の修練と思索の日々。奇想、死闘、奸計、英知にあふれる連作よみきり巨篇

内容説明

前代未聞の腑抜け、腰抜け、未熟者よ。金沢の城下で突如、批難の火の手があがる。恋なかの若き男女を暗闇で斬り捨てた武蔵。兵法者として、一生の不覚をとったのか…。悪罵の渦中にも信念は揺るがない。巌流島の決闘の後、剣聖は何をめざし、いかなる道を拓いていったのか。新解釈で描く連作読みきり大河。入魂の第二巻。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

旗本多忙

13
60有余年の歳月を、ただひたすら剣の練磨に生きた人間武蔵の心に迫る連作短編小説第2巻。これは実に面白い。いろんな意味で戦う者の心境がよくわかる。最終8巻の後書きを読んでから、本作品を読むと味わいも深いかもしれない。四国以外は旅をさせたと著者は書いてる、実際の武蔵がどう歩いたかは知る由もないが、無敵の武蔵像のエピソードを網羅している。読み切りという形式が、内容を一段と面白くしている。後々に3巻に入る。2018/08/25

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