出版社内容情報
負けは即ち死、いかなる策を弄しても必勝せねば剣士の生きる道はない。諸国流浪の無名の武芸者たちの非情凄絶な姿を描く短篇10作
内容説明
天下無双をめざし、先死を賭けて剣の道をゆく諸国流浪の兵法者の“追う者と追われる者”の非情凄絶な生きざまをスリリングに描く傑作短篇集。売名に焦る若き日の宮本武蔵の執念を抉る「快楽の一瞬を待つ」、百数十回の立合いですべて相手を殺したという実力日本一の剣鬼に23歳の柳生十兵衛が挑む「鬼神の弱点は何拠に」ほか8篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
マーブル
7
笹沢と言えば、木枯し紋次郎シリーズが有名だが、あれとはまた違った良さがある。耳にしたこともない武芸者たちの物語は、戦う双方のどちらかを身びいきしたくなるような安易な思いを撥ねつけるような厳しさがある。女性の扱いなど、昭和を感じさせる部分も多くあるが、最後の最後に「うえっ」と唸ってしまう面白さは、期待せずに手に取っただけに拾いものをした気分。笹沢の描く宮本武蔵にも興味が湧いたが、全15巻となるとちょっと手が出しにくい。一部だけ読んでも楽しいかもしれない。2026/04/10
大工のおかみさん
0
次々と時代小説に登場する剣客の名前が出てくるので、一話一話楽しく面白く読めた(*•̀ᴗ•́*)👍2022/05/11




