出版社内容情報
著者自身にそっくりだけれど、「断じて自分ではない」と本人が断言するガイジンを中心に繰り広げられる、東西比較文化論的爆笑小説
内容説明
ウェールズ人だが日本を愛し、愛犬ノンベエと東京のアパートに住む。酒と武術を好み、美少女にはめっぽうヨワい。そんな主人公ギャレス・イドリス・オーウェンスが、売れない小説家、友人の村本の作品をデタラメに翻訳したことから、とんだ珍騒動が巻きおこる。全編ユーモアと駄法螺がいっぱいの東西比較文化論的“爆笑”小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
腰越ヒロシ
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CWニコルさんがこんな作品書いてたとは！冒頭からいきなりお下品なシーンから始まり不良外国人としか言えない主人公がはちゃめちゃ好き勝手な東京ライフを満喫するお気楽小説、と思って読み進むうちに親友の冗長駄文を超訳したら大ベストセラーになり、裏社会に追われ日本を遁走、ウェールズでアフリカで大騒ぎを演じ最後は愛する新妻とハッピーエンド。おふざけを超えて胸踊らせる娯楽大作でした。2023/02/20
