出版社内容情報
世界は死者に征服された──暴力と絶望が支配する地獄の底を、裏切者を仕止めるべく彷徨する男を描く驚異のノンストップ・ホラー
内容説明
彗星が空を不気味に染める夜、CIA工作員コンヴィーノを襲ったのは不可解な裏切りと殺戮だった。だがそれは異様な災厄の予兆にすぎなかった。翌日、世界は地獄と化す―死者が甦り、軍勢をなし、生者を狩りはじめたのだ…。暴力の支配する悪夢のなか、彼は憎悪を糧に裏切り者を追いつめてゆく。瞠目のノンストップ・ホラー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
to_chan
7
ゾンビ+ノワールまんまな展開は単にふたつを足しただけかなあ…とか思ってたら最終章の勢いは凄い。そして脱力。読んだ時間を返してと、ちょっと思った。 結局スタンダードなゾンビものとして読むのが正しかった気がする。2019/09/17
太鼓
1
ゾンビ賛歌。2015/02/11
みゃーるす
1
「Zombie Meets Noir」でも「Noir meets Zombie」でもいいけど、まあとにかくそういう話。ゾンビものの定番――生き残った人間たちによるサバイバルだったが、結局のところ最後の敵は人間だった――なんて単純な話に堕しはしない。ゾンビのゾンビによるゾンビのための「けじめ」の付け方。本書が提示するゾンビ観は結構フレッシュで、これは映画化されたら大喜びな感じ。2013/07/26
黑猫
0
2009年10月9日読了2009/10/09
Myzk
0
ゾンビ群像劇。完全に私得小説 発生から収束までを時々刻々で構成されていて飽きない。 物語に関係ない市民がゾンビになっていくとこが良かったです。 ちなみに発生から強制収束まで 約1ヶ月!TWDの粘りがどれだけすごいかよく分かりました。2014/01/21