文春文庫
老後の健康―医者だけが知っている新しい常識

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  • サイズ 文庫判/ページ数 249p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167217969
  • NDC分類 498.3
  • Cコード C0195

出版社内容情報

医療現場は日進月歩。そこで現場の医師だからこそ知っている「新しい常識」を集めました。大物作家と主治医の三大対談も特別収録!

内容説明

「どうやって名医を見つければいいのか?」「何が長寿と短命を分けるのか?」「がん検診は無意味?」「一日何食が正解?」etc…誰もが抱く素朴な疑問を第一線の名医たちが一刀両断で解決。大きな文字で大好評の「老後」シリーズ第三弾!

目次

医者を選ぶ―こんな医者が患者を殺す!(近藤誠)
腸―腸内細菌が寿命を決める(武藤徹一郎;辨野義己;鳥越俊太郎)
がん―がんは本当は減り始めている(若尾文彦)
アルツハイマー―アルツハイマーは「第三の糖尿病」(白澤卓二)
新・生活習慣病―長野が沖縄を逆転!長寿県・短命県を分けた「新・生活習慣病」(森下竜一;島袋充生)
高血圧―「高血圧」医師の診断は気にするな(松本光正)
やせすぎ―高齢者はやせすぎで早死にしている(葛谷雅文)
高齢手術―九〇歳を超えてもできる手術(米田正始;福永哲)
補聴器―補聴器は早くつけた方がいい(山西敏朗)
肩こり・腰痛―肩こり、腰痛は心が生み出す(平木英人)
痛風―痛風はビールで治せ(田代眞一)
アンチエイジング―アンチエイジング七大論争に「最終決着」(坪田一男)
生活習慣―見た目が変わらない有名人の生活習慣(森健)
名医―私が見つけた名医
断食―断食療法で免疫力を上げる!(対談 石原慎太郎×石原結實)
骨折―骨は折れても、心は折れない(対談 曽野綾子×助崎文雄)
糖尿病―酒を飲み肉も食べて糖尿病を治す(対談 宮本輝×江部康二)
ブックガイド―医者がすすめる人生後半期に役立つ本

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

4
検査により病気が見つけられることはある。ただし、それによって日々の生活の質が落ちてしまっては元も子もない。大切なことは検査によって見つけられるものと、その進行スピードを考えた上で必要なタイミングで検査をすることである。それにより、ただ漫然と検査を受けるよりもよほど効果的である。2017/06/27

kyonkyon

2
腸、がん、アルツハイマーなど、17項目の知識を専門医たちが解説。医師たちが、自分が信じてきた治療法が思ったような効果をあげられず、非常識とも言われかねない方法をとって得た成果を伝えてくれている。今後、これらが一般常識となっていくかもしれない。興味をもったのは、「ケトン体」がグルコースより脳のパフォーマンスを高くすること。それを多く含むのがココナッツオイル。それは、アルツハイマーや糖尿病にも効果を期待できる。「ケトン体」は、グルコースを使いきった後にしか出ないが、口から食べれば、外から補給できる。2015/09/05

Tomomi Yazaki

1
D級 老後における疾病に対し、新しい常識と銘打っているが、センテンス毎に様々な医者が独自の理論を述べているだけ。同じ病気に対し、全く相反する意見も多々あり、読者にどう判断しろというのか。各界の有名人の病歴体験の対談があり、それはそれで読む価値があるが、あとはただの四方山話の寄せ集めに過ぎない。2013/09/20

monge

0
複数の医師の意見が載っているので、人によって言うことが違うのがわかる。有名人の医師の豪華さが普通の人とは違いすぎてこんな所に格差を感じるw 2014/01/26

フズリナ

0
蛍光ペンを手にして、速攻で読んだ。明日、母にも読んでもらうつもりだ。2013/10/27

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