文春文庫<br> 向田邦子ふたたび (新装版)

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文春文庫
向田邦子ふたたび (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 255p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167217891
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0195

内容説明

脚本家、エッセイスト、小説家、すべてにおいて第一線で活躍した向田邦子。飛行機事故による急逝から30年。今なお、愛され続けるその素顔に、文壇関係者らが寄せた追悼文、弔辞、回想から迫る。愛猫、愛用品、旅の土産、ままやの献立、旨いものなど、百余点の秘蔵写真も収録。不世出の作家の全魅力が蘇る、ファン必携の一冊。

目次

向田邦子は戦友だった(山口瞳)
旅の断章(澤地久枝)
名人(山本夏彦)
向田邦子が惚れた男 マハシャイ・マミオの死(須賀三郎)
思い出トランプ
その日、部屋を片づけて旅に出た―向田邦子らいふすとおりい(松井清人)
四十年が変えなかったもの―鹿児島感傷旅行(関根徹)
Requiem et Hommages(レキエム エ オマージュ)
山本夏彦が選ぶ向田邦子エッセイベスト5
出来ない相談(選を終えて)(山本夏彦)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シブ吉

96
1981年8月22日。台湾旅行中の不慮の事故でこの世を去った向田邦子さん。友人知人の思い出話と数々の作品の抜粋を読みながら、文章の上手さに魅了されてしまいました。珍味屋で注文した際に、「このわたも入れて下さいね」こう言って財布を探しながら、私は笑い出していた。このわたを好きな父は、もういないのである。いないのに、ついうっかりして頼んでしまったのだ。「馬鹿だなあ、なにやってるんだろう」大笑いに笑いながら、気がついたら私は泣いていた。。。あゝ、たまらない。情景が目に浮かぶ描写に、またも酔いしれてしまいました。2014/08/22

優希

51
『向田邦子追悼本』と言えばいいのでしょうか。親交のあった作家による追悼文のみならず、多くの写真で向田さんを偲んでいます。向田さんの本をまた読みたくなりました。2021/06/20

おさむ

44
直木賞受賞からわずか1年余りでの御逝去だったんですね《昭和56年8月22日》。それから35年経っても、なお昭和一桁の女流作家の存在感の大きさには脱帽します。関係者らが彼女との想い出を綴った文章と写真の数々をまとめたもの。「裏表のない」人ではなく、「類い稀な気配りができる」人だった事が周りから好かれる理由だった事がよくわかります。2016/09/11

kinupon

37
ショートカットで黒の服を着ている向田さんは美人ですね。若い頃は取ってもお洒落だし、年齢を重ねていくごとに素敵な女性になっていきます。2015/12/18

ドナルド@灯れ松明の火

20
向田さんの作品からの抜粋や、没後に記された各作家たちの追悼の意を込めた追悼文やエッセイ集。改めて偉大な作家を早く失ってしまったと思った。向田さんが残したトランク一杯の写真からえりすぐられた写真のページが今更ながら彼女の生き方や作品を彷彿とさせる。お薦め2014/12/17

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