文春文庫<br> アンソロジー 人間の情景〈8〉動物との日々

文春文庫
アンソロジー 人間の情景〈8〉動物との日々

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  • サイズ 文庫判/ページ数 365p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167217372
  • NDC分類 908.3
  • Cコード C0193

出版社内容情報

心温まる、そして時にはシビアな動物たちとの信じがたい日々。オーウェル、井伏鱒二から高田宏まで、古今東西の傑作動物短篇集!

内容説明

厳しい自然界、人間と暮らす日常、謎と幻想の世界のなかで、動物たちは心温まる幸福な日々や、信じ難いほどシビアなドラマを繰り広げる。オーウェル、シチェドリン、魯迅から内田百〓、井伏鱒二、戸川幸夫、開高健、小川国夫まで、動物たちと人々が共に生きるかけがえのない日々を描く古今東西の傑作短篇集。

目次

猫の子(H・スレッサー)
悲恋(岸田今日子)
スカンク戦争(H・M・バットン)
にしき蛇(高橋峯吉)
まず、ミミズを釣ること(開高健)
仏法僧(戸川幸夫)
スプリングフィールドの狐(シートン)
象を撃つ(J・オーウェル)
哀れな狼(シチェドリン)
犬の仔(井伏鱒二)
リスを育てる(中西悟堂)
兎と猫・あひるの悲劇(魯迅)
猫の耳の秋風(内田百〓)
引越という難問に出会って(高田宏)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yamakujira

5
1993年発行。スレッサー「猫の子」、岸田今日子「悲恋」、パットン「スカンク戦争」、高橋峯吉「にしき蛇」、開高健「まず、ミミズを釣ること」、戸川幸夫「仏法僧」、シートン「スプリングフィールドの狐」、オーウェル「象を撃つ」、シチェドリン「哀れな狼」、井伏鱒二「犬の仔」、中西悟堂「リスを育てる」、内田百閒「猫の耳の秋風」、高田宏「引越という難問に出会って」ほか、掌編8作、詩2作を収録。海外小説あり、飼育員のルポあり、作家のエッセイあり、好き嫌いあれどいろいろ読めるのはアンソロジーの魅力だね。 (★★★☆☆)2022/01/21

黒い森会長

1
Hスレッサー:猫の子、岸田今日子:悲恋、HMバットン:スカンク戦争、高橋峯吉:にしき蛇、開高健:まず、ミミズを釣ること、戸川幸夫:仏法僧、シートン:スプリングフィールドの狐、Jオーウェル:像を撃つ、シチェドリン:哀れな狼、井伏鱒二:犬の仔、中西悟堂:リスを育てる、魯迅:兎と猫/あひるの悲劇、内田百閒:猫の耳の秋風、高田宏:引越という難問に出会って。ショート、和田誠、吉田知子、池田弥三郎、あと省略。シートンが予想通り、しんどい話だった。解説:高田宏2021/04/30

山一工房

1
「スプリングフィールドの狐」シートン、「象を撃つ」オーウェルが良かった。自分には、動物に対する愛着が無いことを改めて感じた。2018/04/01

悸村成一

1
詩(2編)+小説+エッセイ。シートン「スプリングフィールドの狐」、中西悟堂「リスを育てる」、戸川幸夫「仏法僧」など、特に強く印象に残る。2013/12/15

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