出版社内容情報
春一番、梅雨からプロ野球開幕、すき焼きまで、日本の風物を軽妙に語るエッセイ集。ただの「歳時記」ではない雑学いっぱいの一冊
内容説明
ウグイスの声はなぜホーホケキョになったか、「虎が雨」とはタイガース・ファンの涙か、松茸好きだった上人がそれを断った話、泥酔の泥とはなにか、豆撒きの際のことばは「鬼も内」がいい―季節感の薄れゆく現代生活の中で、ちょっとノスタルジックな四季折々の風物を、宗教学者の著者が雑学を加えて軽妙に語るエッセイ集。
目次
春(山笑う;春一番;猫の恋 ほか)
夏(時鳥;紅一点;五月蠅 ほか)
秋(迎火・送火;お盆;枝豆 ほか)
冬(帰り花;酉の市;七五三 ほか)