内容説明
土地についても宿命的な出会いといったものがあるのだろうか。そこに至ることがなければいまの自分はありえなかったというような土地が…。「たったひとつの土地」をひそかに求めながら街を歩く。事実と虚構の狭間にあるものを深く意識しつつ書物を読む。「方法」と真摯に格闘する日常から生まれた珠玉の文章群。
目次
夕陽が眼にしみる―歩く(改札口;私の上海;体の中の風景;かげろうのような地図;街の王、泥の子 ほか)
苦い報酬―読む(父と子―大宅壮一;歴史からの救出者―塩野七生;一点を求めるために―山口瞳;放浪と帰還―藤原新也;無頼の背中―色川武大 ほか)
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