出版社内容情報
一見、女の出番のすくなかった世界史の舞台を、よくよく見ると、男もまっ青なキョーレツな女傑の多いこと多いこと。史実をもとにユーモラスにつづる意外史第二弾
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けやき
40
【再読】永井路子さんが日本以外の海外の女性について語ったエッセイ。取り上げられた女性たちの中には名前を聞いたことのない人物もいた。しかし色んな女性がいたものだ。2024/06/07
ハル
6
紹介されている「女たち」の中で、声に出して言いたくなる名前はブルンヒルデ!その他ではミュケナイ王のアガメムノン、その嫁のクリュムタイムネストラ、クレオパトラの息子のカエサリオン、弟のプトレマイオス、敵のオクタヴィアヌス。用もないのに口に出したい名前がいっぱい。とても読みやすくわかりやすかった。しかし、まったく興味のわかない「女たち」もたくさん。目次を見直して名前を見ても思い出せない人物も結構あり。2019/04/29
ペインター
1
わかりやすく面白く書かれている。一人の人物が文庫で7ページぐらいで、簡潔だ。世界史の復習か。永井路子の故郷古河市に行ってみた。実家の旧家が残っている。2018/05/22