出版社内容情報
日本人社会・外国人・夫婦・子供・帰国などの問題について、世界各国で生活した駐在員の妻達の体験にもとづく具体的で率直な証言
内容説明
世界は急激に変動し、海外駐在員夫人たちを取り巻く環境・事情も変わっている。彼女たちの抱える問題や悩みはますます多様化し、深刻化しているが、その本質はほとんど変わっていないようだ。誰も教えてくれない日本人社会、外国人・夫婦・子供・帰国などの問題について、本書の具体的で卒直なアドバイスは、傾聴に値する。
目次
“別枠の人生”への旅
花の駐在員夫人たち
女たちの海外
帰国後の波乱
妻たちの海外駐在―その普遍性
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
M1号
1
20年も前に書かれた本だけど、今も昔も変わらない駐在妻事情、帰国子女事情があって、とても興味深く読んだ。今でこそ駐在も子女も珍しくないけど、でも悩みがなくなったわけじゃないし、それを吐き出す場がないのは一緒。家族や自分を、良くも悪くも大きく変えてしまうことも一緒。「日本から海外に住居を移しただけで日本と同じことしかしていない」というのは筆者同様、私も好きじゃないけど、無理な適応で壊れる人がいるのも事実。日本人社会って特殊なんだろうな。2015/01/31
新ひなはる
0
私が生まれる前に海外に駐在されていた方の本だが、今とあまり変わりが無くて驚いた。パーティーとか接待は無いけどw 今はインターネットのおかげで海外でも日本のように暮らせている。ただ著者は「日本人ムラで現地の人とほとんど交流せず何年いても英語が喋れない駐在夫人」や「日本から海外に住居を移しただけで日本と同じことしかしていない子ども」が多く日本の国際化は望めないと嘆いている。まさに私たち親子のことぢゃん。まぁ~ね~。言いたいことはわかるけどね~。余計なストレスはいらないしなー。難しいとこっすね。2012/03/27
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