文春文庫
団塊の世代「黄金の十年」が始まる

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  • サイズ 文庫判/ページ数 324p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167193218
  • NDC分類 361.64
  • Cコード C0195

内容説明

「団塊の世代」が順次定年を迎えている。社会保障、雇用の観点から暗く捉えられがちな事実だが、「団塊」の名付け親である著者の考えは違う。実は彼らは年金兼業型労働が可能であり、自分の好きなことのために働くことのできる、黄金の世代なのだ。常に確かな目で近未来を見通してきた著者が、前向きな日本をいまこそ提示する。

目次

第1章 団塊の世代は日本を変えた(新時代を拓いた団塊の世代;官僚の予測はことごとく外れた)
第2章 団塊が創った「今の日本」(「特殊戦後型日本」とは;完璧な近代工業社会を築いた三本柱 ほか)
第3章 団塊の「倫理と美学」を解く(団塊の世代は歴史のどこにいるのか;新しい伝統―核家族と職縁社会 ほか)
第4章 団塊の世代がまた、「時代」を変える(団塊の世代―「定年」の経済学;団塊が創る高齢者市場 ほか)

著者等紹介

堺屋太一[サカイヤタイチ]
1935年大阪市に生れる。本名、池口小太郎。東京大学経済学部卒業とともに通商産業省に入省。日本万国博覧会を企画、開催。沖縄海洋博やサンシャイン計画にも携わった。78年通産省を退官、以来、テレビ、新聞雑誌等で幅広い執筆・講演活動を続ける。一方で、政府税制調査会委員、国会等移転審議会委員、財団法人大阪21世紀協会常任理事などを務め、98年小渕内閣の経済企画庁長官に就任。その後も東大先端研客員教授、愛知万博顧問などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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