文春文庫<br> 世紀末の風景

文春文庫
世紀末の風景

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  • サイズ 文庫判/ページ数 309p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784167193119
  • NDC分類 913.6

出版社内容情報

二十一世紀を目前にしたわが国の社会は?企業は?防衛力は?綿密な分析と豊かな想像力を縦横に駆使して描く迫真の近未来小説

内容説明

21世紀直前の日本はどうなるか?1990年代半ばの日本ではいわゆる団塊の世代が50歳に近くなって、企業に人事圧力症候群が現われ、技術や産業構造の面でも、重大な変化が生じているであろう…。正確な情報と綿密な分析をもとに豊かな想像力を駆使して予測した10年先の日本の思いがけない姿。迫真の近未来小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾庄左ェ門

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『蔦の窓から見た荒野』が面白いですね。会社のお荷物となりつつある40代50代の社員を自衛隊員の充足率不足を補うべく活用するという話ですが、会社のお荷物どころか社会のお荷物という感じになります。『下り坂の芝生』は東大卒のエリート社員が、変化に対応できず焦りを感じる話。『陽だまりの雑木林』は自動車会社を舞台に、戦国武将をモチーフにした人物を登場させながら、孫正義や堀江貴文の登場を予感させる話です。

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