出版社内容情報
関ヶ原から百年、華やかな元禄の世に、忍びよる不況の影があった─。「忠臣蔵」の経緯に、見事に現代の光をあて、NHK大河ドラマで大評判を得た、長篇歴史小説
内容説明
関ヶ原の戦からほぼ百年、戦国の風はすでに遠のき、絢爛たる元禄文化が花開いた。しかしその陰で時代は大きな峠にさしかかりつつあった。“貨幣経済”という怪物が世の仕組をゆるがせ始めたのだ。「忠臣蔵」の経緯を、この変動の時代の流れのなかで捉え、独自の視点で描いてNHK大河ドラマとして多大な話題を呼んだ長篇歴史小説。
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