文春文庫<br> 漆の実のみのる国〈上〉

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文春文庫
漆の実のみのる国〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 285p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167192327
  • Cコード C0193

出版社内容情報

一汁一菜に甘んじつつ財政改革に心血そそいだ上杉鷹山と執政たちの無私の心と苦悩を描き、藤沢さんの遺書とさえよばれた傑作長篇

内容説明

貧窮のどん底にあえぐ米沢藩。一汁一菜をもちい、木綿を着て、藩政たてなおしに心血をそそいだ上杉鷹山と執政たち。政治とは、民を富まし、しあわせな日々の暮しをあたえることにほかならない。藤沢さんが読者にのこした遺書とでもいうべきこの長篇小説は、無私に殉じたひとびとの、類いなくうつくしい物語である。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

317
随所にフィクションが含まれるのだろうが、基本的に藤沢周平はできるだけ史実に忠実に書こうと試みたと思われる。何故なら、本書は米沢に対する愛着、そして上杉治憲に寄せる限りない敬愛に満ち満ちているからだ。そして、これは米沢というリージョナルな地から見た、それでいて壮大な歴史小説だ。上巻のハイライトは、やはり治憲、当綱主従と七重臣との対決の場面だろう。実に見事だと思う。しかし、それはまた同時に危うさをも内包していた。政治的果断は常に諸刃の剣なのだから。それにしても、登場する人物たちそれぞれを活写する筆が冴える。2015/12/28

とん大西

125
上杉鷹山…名君も最初から名君ではなかった。時代は10代将軍家治の明和の頃。元禄・享保は遥か昔。直江兼続が名を馳せた世はそのまた昔々。が、宿命的な困窮はその時が境だったか。百年以上、米沢藩に巣食う「貧」という病。飢饉、災害、天下普請。物入りなれど金がない。貧しいのは民だけじゃない。政を顧みず遊び呆ける前藩主、独断専行で私服を肥やす宰相、旧弊にしがみつく老臣達。皆々、可愛いのは我が身のみ。退廃的な日常は心ある者の心も蝕む。あぁ、膨れ上がる借財。あぁ、貧すれば鈍する。そして鷹山起つ、若輩の謗りをものともせず。2023/05/07

goro@80.7

82
短編「幻にあらず」で描いた困窮に喘ぐ米沢藩の若き藩主をさらに深く追ったと思われる藤沢最後となった作品。半知となったにも関わらず大藩であったことが忘れられず米沢へ移封となった上杉家。暗愚の藩主を隠居に持ち込むも先行きが見えない中、年若い養嗣子直丸を藩主に据える。倹約を旨と改革を行うのだが、格式に囚われる老臣たち。鷹山の足取りを克明に描く上巻。果たして改革は成せるのか下巻へ。2022/01/20

nakanaka

73
米沢藩九代目藩主・上杉鷹山の生涯を描いた作品であり、藤沢周平最後の作品。上杉鷹山(治憲)と彼を支える竹俣当綱を中心に、藩の再生に奔走する様が活き活きと描かれています。上杉鷹山と藤沢周平。我が山形県の二大スターの共演といったところでしょうか。作者の思い入れも一入だったように感じられます。郷土の偉人とはいうものの詳細までは知らなかったので良い機会になりました。下巻へ。2022/06/22

AICHAN

63
図書館本。越後上杉家は秀吉によって会津に、家康によって米沢に移された。会津120万石から米沢30万石への大幅な減封だった。多くの家臣は会津から米沢についてきたため上杉家は家臣たちの俸禄等を削りに削らねばならなかった。後に15万石に減封されたため米沢藩の窮乏は言語に絶した。その中にあって私利を追い求めていた家臣を有志が排斥し、さらに、奢侈にふける藩主を隠居させ新藩主・治憲(後の上杉鷹山)を立てる。新藩主は大倹令を出して四民の奢侈を禁じる。格式にこだわり新藩主に楯突いてきた上級武士を治憲は果敢に処断する。2017/06/08

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