内容説明
毎日新鮮な花束を買っては捨て、墓参を欠かさなかった女。その行動の裏に隠された、アリバイ作りとは違う「ある企み」とは?謎解きの先に潜む人間の心の奥を描いた「花を捨てる女」、女性同士の友情がいつの間にか悪意の執着に変わる「アイデンティティ」など、円熟の筆致が冴える傑作ミステリー6篇を収録。
著者等紹介
夏樹静子[ナツキシズコ]
昭和13(1938)年、東京生れ。36年慶応義塾大学英文学科卒業。48年「蒸発」で第26回日本推理作家協会賞を受賞。フランス語訳「第三の女」で1989年度(第54回)フランス犯罪小説大賞を、中国語訳「Wの悲劇」で2001年度中国・翻訳作品賞を受賞する
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