内容説明
院長はソファで息絶えていた。テーブルにはブランデーボトルとグラス。いずれからも青酸反応が認められた。病院は多額の負債を抱え、院長にはそれを返済してもなお余る巨額の生命保険がかけられていた。自殺か、他殺か。捜査はいくつもの推論のあいだで揺れ動く。推理の醍醐味を満喫できる傑作ミステリー集。
著者等紹介
夏樹静子[ナツキシズコ]
昭和13(1938)年、東京に生れる。36年慶応義塾大学英文学科卒業。48年「蒸発」で第26回日本推理作家協会賞を受賞。フランス語訳「第三の女」で1989年度フランス犯罪小説大賞を中国語訳「Wの悲劇」で2001年度中国・翻訳作品賞を受賞する
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