出版社内容情報
推古女帝の皇太子となった廐戸皇子は、実力者蘇我馬子大臣に圧迫されながらも着々と新しい倭国を築いていった。大河小説完結篇!
内容説明
皇太子廐戸皇子は、つぎつぎに新しい政策を打ち出した。斑鳩宮の造営、冠位十二階の制定、飛鳥寺の建立、遣隋使の派遣…。さすがは皇太子、と蘇我馬子は表面上感心してみせたが、その胸の底には廐戸を傀儡として操ろうという強烈な意志が潜んでいた。廐戸の野望と挫折を描いた古代史大河小説完結篇。
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