出版社内容情報
私生活、文壇、編集者、作家、書物など、実名で一刀両断した非公開の日記を敢えて披露。関係者を震えあがらせた恐るべき禁断の書
内容説明
私生活、文壇、編集者、作家、書物など、実名で一刀両断した、文学部唯野教授も思わず仰天する恐怖の日記を敢えて公開。古今東西、実名で登場した関係者をこれほど震えあがらせた恐るべき禁断の書は存在しない。
目次
サラリーマン時代
SF幼年期の中ごろ
あらえっさっさの時代
ウサギと銀座とイヌ
腹立半分日記
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山田太郎
56
アマゾンで900円で売ってるが、ブックオフで105円だった。なにか勝ったようでうれしい。日記とか書評も大好きな作家さんです。わからない人にはどこが面白いんだこれと思うんだろうな。2014/03/19
メタボン
32
☆☆☆★ 書く、(麻雀)打つ、飲むの日々。本当はそれに「読む」もあるのだが、それは乱れ撃ち瀆書ノートにとのこと。それにつけてもSF作家たちの中の良さよ。頻繁に東京と神戸を往復してもおり、良く体力あるなと感心してしまう。2019/12/18
kinupon
31
この当時の作者のブラック感がたまりません。最近は少し色あせてきた感がありますが、まだまだ筒井ワールドを読みたいです。2015/06/29
モリータ
10
日記ものも消化していかないとな。「主人公を、最後には発狂させるつもりだったのだが、正常な人間を人為的に発狂させる為にはすごく手間がかかることを知る。」2012/11/02
ゆきのすけ
4
しつけのみならず鬱憤ばらしに殴られるピーター、かわいそう笑 そして死んだ金魚はディスポーザー行き。わ、残酷。だいぶ敵が増えただろうな、と思われる日記の数々。よく書いたなぁ。筒井氏が怒れば怒るほど面白味が増す日記。面白かった。2011/09/04