文春文庫
猫めしの丸かじり

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  • サイズ 文庫判/ページ数 225p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167177591
  • NDC分類 596.04
  • Cコード C0195

内容説明

茶碗から立ちのぼるカツブシのいい匂い。お醤油のいい匂い。猫めしうまいぞ!でも猫に見られたくないな。また、「実力はない。だが居てもらわなくては困る」そんなキュウリの生き方に、リストラ時代を生き抜く知恵を見出す。他にハムカツ、干し芋、カレイの煮付けと暗めのおいしさに光をあて、舌好調なり。

目次

ハムカツ再会
くず餅をめぐる人々
ラーメンスープ製作日記
ソーセージのモグモグ
暗いおいしさ
ウズラといえど目玉焼き
タコさん大出世
ローストビーフの屈辱
ビワ食う人々
ウズラの親子丼製作報告〔ほか〕

著者等紹介

東海林さだお[ショウジサダオ]
本名庄司禎雄。昭和12(1937)年東京生れ。早稲田大学露文科中退。45年第16回文芸春秋漫画賞、平成7年第11回講談社エッセイ賞受賞。9年、漫画とエッセイ両分野の活躍により第45回菊池寛賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

44
やっぱりこのシリーズ、はずれはありませんね^^ どれも優劣つけがたいです。今回は、うずらの卵で目玉焼きや親子丼を作る話、びわにまつわる話、冷蔵庫のピーピー問題がお気に入り。そしてくず餅の話、傑作でした!2015/04/15

アズル

24
久しぶりの「丸かじり」シリーズ。やっぱり面白いです。解説の平野レミさんのレシピも美味しそうでした。味噌チャーハン、不意を突かれた感じです。猫めしも、最近全然していなかったので新鮮に映りました。2014/06/13

むつこ

18
お初の「丸かじり」シリーズ。思ったことをつれづれと書きつづったエッセイ集に肩が凝らず読了。ハムカツ、食べたくなりました。2016/10/25

kayak-gohan

12
初出1999年。シリーズ第18弾。お馴染みの「食べ物に対してだれもが一度は持つだろう素朴な疑問」と「食べ物で一度は試してみたいこと」がここでも炸裂。おはぎのアンコをこそげ取り、内側のもち米を薄く延ばし外皮にしてアンコを包み食感比較するなど、バカバカしいと思いながらも爆笑。他には、うずら卵の目玉焼き&親子丼、カンパンを水につけてどのくらいの時間でクタクタになるか、といった実験が紹介されている。「これ、やってみようかな」と思ったのはおそらく私だけではないはず。2024/06/11

ラクダ

12
まるかじりシリーズ・・、エッセイ物だが読んでいると食べたくなる料理が沢山でてくる。特に食べたくなったのは、磯辺焼き、牡蠣の土手鍋・・・作ってみたいのは味噌チャーハン、猫めしも我が家の猫と一緒に食べたいな。2014/04/09

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