出版社内容情報
「笑いは永遠である」という言葉を実証する今や古典的な爆笑エッセイ。残酷なまでにあなたを笑わせたあとで、人間らしさとは何かをジワーッとナットクさせるだろう
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アズル
12
東海林さんの初めてのエッセイ。今読むと、東海林さんの書き方がまだまだ硬い感じがします。それと、昔の出版なので、字の級数が小さくて、読むのに大変でした(笑)。2014/03/04
kinupon
5
日本人の滑稽さを独自の視点と感性で仕上げています。こう言う事って在るよな~~~。2013/08/28
.ver
2
再読。文章の終わりが終わりっぽくなく、「アレ、もう終わりか」と名残惜しくなる書き方。緊急事態宣言などと騒がしい昨今、極めてどうでもいいテーマが綴られている本書は現世の息抜きにぴったりでありました。初期の頃の作品はやはり良いですね。ちなみに、本書に出てくる養老院(!)の美吉野園は名前は少し変わってますが現存するそうな、これまたスゴイ。ショージ氏が入園した暁には予約したゴハン「大」がちゃんと出てくると良いですね。2021/05/13
真香@ゆるゆるペース
2
ちょうど同時期に原田宗典さんのエッセイにもハマっていたのですが、原田さんの文体が陽なら東海林さんは陰(笑)。 でも、そんな独自のちょい斜めから目線、嫌いじゃないです。 発売日が1976年と、私が生まれる前のかなり古い作品で時代を感じる箇所はありましたが、楽しく読めました☆