出版社内容情報
"テニスコートの恋"から三十八年。いわれなき非難に耐え、美智子皇后は新しい皇室を築きあげられた。その御苦労と喜びのすべて
内容説明
婚約のととのひし子が晴れやかに梅林にそふ坂登り来る―平成5年、皇太子婚約内定時の美智子皇后の御歌である。“テニスコートの恋”からほぼ40年。初の民間出身の妃も還暦を迎えられた。「美智子さまが皇室を救った」と言いきる筆者が30年以上にわたる取材を重ねまとめた、美智子さまの御苦労と喜び、そして日本皇室の記録。
目次
プロローグ
世紀の恋―軽井沢伝説
大いなる真実―ご婚約取材秘話
いわれなき非難に耐えて
賢母の「作品」
平和への祈り
お歌との出会い
浩宮誕生
受け継がれた子育て
五年目の試練
国際親善の旅
貫いた恋
平成皇室の幕開け
花ひらいた大輪―小和田家の一年
祝福のとき
エピローグ