出版社内容情報
主婦の浮気問題、魅力ある男の家庭、世間的つきあいの真髄から原発問題まで、冴え渡るお聖さんの考察が楽しい復活エッセイ第三弾!
ええ女は、明敏にして、ちゃらんぽらん!?
主婦の浮気問題、魅力ある男の家庭、世間的つきあいの真髄から原発問題まで、冴え渡るお聖さんの考察が楽しい復活エッセイ第三弾!
内容説明
「女は、子供か金あったら、男要らんのん、ちゃうかしらん」「どうもそんな感じですね」「男は、どうしても女なしでは生きていけん種族」「それはある、たしかに」明るく暖かな女たちと、威張りつつもいじらしさを湛える男たちがともに楽しく生きる。読めば読むほど、この世で息がしやすくなる極上エッセイ。
目次
女が叱る
ボケる
どっちかといえば
ワルについて
現代イモ考
日本橋方丈記
キングコング
女のシングルライフ
私とクラシック音楽
主婦の休暇〔ほか〕
著者等紹介
田辺聖子[タナベセイコ]
1928年大阪生。樟蔭女子専門学校国文科卒。64年「感傷旅行(センチメンタル・ジャーニイ)」で芥川賞受賞。軽妙洒脱でユーモラスな小説を主体に歴史エッセイ、評論など幅広く活躍。87年「花衣ぬぐやまつわる…わが愛の杉田久女」で女流文学賞、93年「ひねくれ一茶」で吉川英治文学賞、94年菊池寛賞受賞。95年紫綬褒章受章。98年「道頓堀の雨に別れて以来なり」で泉鏡花文学賞、井原西鶴賞、99年読売文学賞受賞。2000年文化功労者。03年「姥ざかり 花の旅笠―小田宅子の『東路日記』」で蓮如賞受賞。「田辺聖子全集」(全24巻・別巻1)の完結により、06年度朝日賞を受賞。08年文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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