文春文庫<br> 女の居酒屋

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文春文庫
女の居酒屋

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  • サイズ 文庫判/ページ数 281p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167153250
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

女が強くなったもの…酒、タバコ、セックス…etc。女性の地位向上をめざすおせいさんが「週間文春」に軽妙洒脱な文章を書き続けて十年、読者を魅了する第10集

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

63
世間とは全く関係のない話題で盛り上がっていました。関わる人たちが強者で、男女関係なく楽しんでいる様子が浮かび上がります。特にカモカのおっちゃんとの軽妙な会話が面白いですね。あっけらかんと何でも語っているのに思わずニンマリさせられました。2018/12/26

syuntaro

7
【おせいさんとカモカのおっちゃんの甘辛トーク】本作ではおせいさんとカモカのおっちゃんが酒を飲み、美味しいツマミをアテに、さまざまなテーマを肴にトークを繰り広げている。決して二人は妥協することはないが、軽妙で何だか楽しげである。トークのテーマも実に様々だ。昔の女性の姿、学校教育、タカラヅカの世界、源氏物語の世界、平重盛、原発、差別、阿波踊りなどである。今から30年以上も前だが、どこか新しい。時代を捉え、不変の真理を捉えていたからだろう。彼女が亡くなって、読んでみると氏の着眼点の鋭さに改めて感心させられた。2019/09/01

パチーノ

3
「週刊文春」昭和55年8月21日号~昭和56年8月27日号に「芋たこ長電話」として連載されたエッセイ集。2016/03/22

優希

0
文章がとにかくオシャレですよね。世の中とは無関係におせいさんの言葉が冴えわたります。カモカのおっちゃんとの軽妙な会話は最高です。あっけらかんと何でも語ってしまうので思わずニヤニヤしてしまいました。おせいさんとカモカのおっちゃんの語りの中には男女の差もないのがいいですね。「女は強し」としたたかでクスリと笑える感じです。あっけらかんと何でもぶちまけるのが最高でした。2014/10/01

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