感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カムイ
48
董卓の悪逆無道の行いは図らずも潰えるけど、呂布のヤンチャ坊主を三国志を彩りを添えている、貂蝉は実在はしていないらしいが演義での場面では面白いくらい呂布が翻弄されるさまは痛快でもありまた悲しいまでの性に呆れる。曹操は青洲兵(黄巾軍)を手に入れ天下の一歩前に❗️次巻では袁紹と対峙か⁉️この時代は占いにより兵の士気を高めるのは陳舜臣の三国志の解釈でもあるのだろう。2022/06/04
金吾
29
○超人が出てこないのため、爽快感は劣るかもしれませんが、リアリティーはあるように感じます。劉焉みたいなメインを張らない人の話も面白いです。2023/02/15
明智紫苑
18
再読。呂布が無邪気で無神経なキャラクターだな。後の巻(並びに、陳さんの他の三国志小説)に出てくる曹彰もかなりの無神経野郎だが。蔡邕の琴のエピソードは、クイーンのブライアン・メイ氏の手作りギターのエピソードを連想させるね。2019/01/11
飛鳥栄司@がんサバイバー
16
董卓討伐連合軍を外側から描いてみたり、董卓の暗黒政治を薄味に仕上げてみたりと、なかなかに斬新な書き方。さすがに孫堅に関してはしっかり書いているけど、超不遇の曹操については流し運転。「五斗米道」視点もあり、いつのまにか蜀で力をつけていた劉焉に言及しているのは興味深い。少容と陳潜の出番も少なくなりつつあるので、張魯にはいまだスポットは当たらず。この巻は、孫堅の憤死と、董卓が誅殺されて呂布の流浪が始まり、李傕と郭汜の小競り合いまで。2022/07/20
kanaoka 58
10
私自身が、三国時代の歴史、中国の地理に無案内で、それに輪をかけて、登場人物が多すぎるので、少し混乱しているのですが、一定の史実を踏まえ、読みやすく仕上げた良い作品だと思います。2025/07/18
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