出版社内容情報
十三年以上に亙り「文藝春秋」の巻頭を飾った名随筆をまとめた第四巻。欧米遊学の話、テレビへの苦言など、行間に漂う気品を味わう。
気品ある名随筆、いよいよ完結篇
十三年以上に亙り「文藝春秋」の巻頭を飾った名随筆をまとめた第四巻。欧米遊学の話、テレビへの苦言など、行間に漂う気品を味わう。
内容説明
欧米遊学の思い出、痴漢冤罪から男性を守るため「男性専用車」を作るべしとの提言、天文学への尽きぬ憧れ、敬愛する内田百〓について、白内障手術の記録、「京味」主人の話、そして生き生きと再現される海軍出身者たちの座談会シリーズ。ユーモア、辛辣、寛容、品格が滲み出る「文藝春秋」名物随筆の完結篇。
目次
日系老教授の死を悼む
男性専用車
野生動物とのお付き合ひ
「こんないい奥さん」
星の一生
静かに過すことを習へ
侍従日記閑話
陸海軍用語辞典
歳月九十九
高峰秀子の宝物〔ほか〕
著者等紹介
阿川弘之[アガワヒロユキ]
大正9年(1920)広島生まれ。昭和17年、東京帝国大学国文科を繰り上げ卒業、海軍に入り中国で終戦。戦後、志賀直哉に師事し小説を発表し始める。著作には『雲の墓標』『暗い波涛』『末の末っ子』『亡き母や』などの小説、『山本五十六』『志賀直哉』(野間文芸賞)などの評伝、『故園黄葉』『食味風々緑』(読売文学賞)、『葭の髄から』などのエッセイ、座談集『言葉と礼節』、そして童話『きかんしゃやえもん』など数多くがある。平成11年、文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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