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文春文庫
天皇さんの涙―葭の髄から・完

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  • サイズ 文庫判/ページ数 294p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167146115
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

十三年以上に亙り「文藝春秋」の巻頭を飾った名随筆をまとめた第四巻。欧米遊学の話、テレビへの苦言など、行間に漂う気品を味わう。

気品ある名随筆、いよいよ完結篇

十三年以上に亙り「文藝春秋」の巻頭を飾った名随筆をまとめた第四巻。欧米遊学の話、テレビへの苦言など、行間に漂う気品を味わう。

内容説明

欧米遊学の思い出、痴漢冤罪から男性を守るため「男性専用車」を作るべしとの提言、天文学への尽きぬ憧れ、敬愛する内田百〓について、白内障手術の記録、「京味」主人の話、そして生き生きと再現される海軍出身者たちの座談会シリーズ。ユーモア、辛辣、寛容、品格が滲み出る「文藝春秋」名物随筆の完結篇。

目次

日系老教授の死を悼む
男性専用車
野生動物とのお付き合ひ
「こんないい奥さん」
星の一生
静かに過すことを習へ
侍従日記閑話
陸海軍用語辞典
歳月九十九
高峰秀子の宝物〔ほか〕

著者等紹介

阿川弘之[アガワヒロユキ]
大正9年(1920)広島生まれ。昭和17年、東京帝国大学国文科を繰り上げ卒業、海軍に入り中国で終戦。戦後、志賀直哉に師事し小説を発表し始める。著作には『雲の墓標』『暗い波涛』『末の末っ子』『亡き母や』などの小説、『山本五十六』『志賀直哉』(野間文芸賞)などの評伝、『故園黄葉』『食味風々緑』(読売文学賞)、『葭の髄から』などのエッセイ、座談集『言葉と礼節』、そして童話『きかんしゃやえもん』など数多くがある。平成11年、文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言

6
登録漏れ。阿川さんの本、ほとんど書店で見かけなくなって寂しいです2019/02/01

かのこ

1
いつも文藝春秋の巻頭に載っている、あの阿川さんの・・・と思いながら読んで、満腹感を味わいました。分からない語は辞書やインターネットで調べながら読了しました。水交座談会は、違う視点で戦争のことが書かれてあって、特によかったです。タイトルから選んだので最後の本だったようで、機会があれば順に読んでみたいと思います。2015/05/15

kiiseegen

1
阿川先生の随筆は本当に面白いのに・・・文藝春秋の巻頭随筆を纏めたこのシリーズも本巻5冊目で最後になってしまった。強烈な寂しさがある。二回目の「昭和」が終わった様に・・・。2013/07/14

頼山陽

0
売文稼業と自身を卑下する自身を阿川さんの文章は、読みやすく、含蓄があるけどユーモラスで、読み手を退屈させない。なるほど売るだけのことはある一流の商品です。平成を生きる日本の大人が楽しめるエッセイ集です。久しぶりに一日で読み切ってしまった。筆を擱く最後の二抄ぐらいは、まさに阿川さんの有終を感じて、少し寂しかったですね。2017/08/01

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