文春文庫<br> 夜明けのブランデー (新装版)

個数:
電子版価格
¥565
  • 電子版あり

文春文庫
夜明けのブランデー (新装版)

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月11日 23時00分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 174p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167142919
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

映画や演劇、万年筆に帽子、食べもの日記や酒のこと。洒脱なショート・エッセイを、著者直筆の絵とともに楽しめる、池波版絵日記。

内容説明

「或日、映画を観た帰りに、銀座でコーヒーをのんでいると、外の日の光りが透き徹っていて、空が高くなったような気がした」―60代の池波正太郎が「週刊文春」に連載。映画や演劇、万年筆に帽子、食日記や酒、旅行のことなど、洒脱な文章で穏やかな老熟の日々が綴られる。直筆の挿画と洒脱なエッセイ40。

目次

夏去りぬ
ブニュエル監督の遺作
某月某日
オランダの裃
煙草
某月某日
万年筆
ガンジー首相の星
シモネ老人の指輪
永倉新八と映画〔ほか〕

著者等紹介

池波正太郎[イケナミショウタロウ]
大正12(1923)年、東京に生れる。昭和30年、東京都職員を退職し、作家生活に入る。新国劇の舞台で多くの戯曲を発表し、35年、第43回直木賞を「錯乱」によって受賞。52年、第11回吉川英治文学賞を「鬼平犯科帳」その他により受賞する。平成2年5月3日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

23
楽な感じで読めるエッセイです。池波さんの食、芸術、生活等に関する考えに触れれます。子供時代の「秘密」「名刺」がお気に入りです。2024/02/13

ハチ

11
池波エッセイ。酒、芸術、フランス、暮らし…。粋と信念が何気ない文章から滲み出てい、ゆっくりした読書時間を味わえる。挿絵もかわいく、オシャレだ。 夜明けにブランデーを。カッコ良いな。2019/09/22

さいたまのたぬき

6
タイトルの夜明けのブランデーは1話目より。 長年夜中に仕事をしていた池波さんの 晩年の仕事スタイルからの話である。 当時の人としては当たり前なのだが 池波さんは煙草をよく吸う人で そのころ始まった嫌煙運動との話など 自分の意見をどうしても突き通さないといけない人が 増えた気がすると書かれていたのが印象的。 そしてそういったことに配慮するようになって 世の中がよくなるかというとそうでもないと 書いているあたりになんだか今の世の中にも当てはまるなと 思ったりしながら読んでいました。 2014/11/17

陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙とロケットが好き

6
初、池波正太郎。鬼平途中でこっちを先に。何故か自分の祖父を思い出す。煙草の嗜み方や、帽子をいつも被るのは礼節でも有り素敵な慣習だったのね。思い出が蘇り、二重に嬉しく。喪われつつある美しい慣習を続けている池波氏に惚れます。女中や黒白(こくびゃく)等の呼び名、石鹸や封筒の使い方などに胸が甘酸っぱくなるのです。三島由紀夫も好んだ「田中冬二」作品を探して読んでみます。この作家を勧めて下さった方には、改めてお礼を申し上げます。有難うございます。2013/09/15

m

4
電子にて読了。最晩年のエッセイ。ブランデーを飲むように夜更けにちびちび読んだ。やっぱり良いなぁ。物知りで豊かな人。ユトリロの話が印象に残った。もっと池波さんから見たフランスの画家たちの話を読んでみたい。絵も味があって素敵。田中冬二の詩集も読んでみたくなった。こういうのはすぐ行動しないと、後回しになって結局読まないままになってしまう。2024/07/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/378458
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品