文春文庫<br> 夜明けの星

文春文庫
夜明けの星

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  • サイズ 文庫判/ページ数 284p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167142315
  • NDC分類 913.6

出版社内容情報

煙管師を斬殺した男は闇の世界の仕掛人の道を歩み、父を殺された娘は幸せな一生を送る…夢魔のような一瞬が決めた男と女の運命のふしぎな廻り合わせを沁々と描く

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Syo

14
良かった2024/09/06

湖都

13
敵討ちのために故郷を出た堀辰蔵と、通りすがりの彼に父を殺された少女お道の数十年に渡る物語。辰蔵は腕利きの仕掛人となり闇向きの転落人生、お道は周りの人に可愛がられ小間物問屋の内儀となる上昇人生。数年に一度2人は出会うが、ハラハラするような怨みのやりとりはない。父を殺した犯人の手がかりであったはずの蜻蛉の銀煙管も、その存在を忘れ去られている。最後に辰蔵は罪滅ぼしのようなことをするが、助けてくれた内儀がお道だと知るのもちょっと無理矢理かなぁ。読みやすく綺麗に纏まった話だったけど、ちょっと物足りない。2019/08/11

m

5
図書館のリサイクル本。辰蔵とお道の不思議な縁。長い人生の中で何度もすれ違う二人。お道の父を殺した男なのに、辰蔵死なないで、と最後には思ってしまった。読みやすかった。2018/06/26

けやき

5
仇を討つための旅の途中、ひょんなことから煙管師を殺してしまった堀辰蔵と煙管師の娘・お道のその後の人生を描く。 個人的に池波さんの「仕掛人」シリーズが好きなので十分楽しめました。 お道の最後の一言が効いてます。2009/04/10

どきん

3
短編集に若松屋お徳・お道に似た話があった。蜻蛉の煙管は必要だったか?2015/07/21

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