文春文庫<br> 鬼平犯科帳 〈9〉

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文春文庫
鬼平犯科帳 〈9〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 295p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167142223
  • NDC分類 913.6

出版社内容情報

おのれの人相書を役宅に届けてきた。隙間風と異名をとる盗賊…平蔵を虚仮にするとは鬼をも恐れぬ肝っ玉の太い「雨引の文五郎」他に鯉肝のお里、泥亀、本門寺暮雪、浅草・鳥越橋、白い粉、狐雨。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinupon

42
文庫版にはありませんが、鬼平の挿絵を描いていらっしゃった中一弥さんが亡くなりましたね。小説も良いですが、この挿絵も鬼平の雰囲気を出していた一つだと思います。ご冥福をお祈りいたします。2016/02/01

しゅんどーん

2
『本門寺暮雪』では平蔵以上の剣客相手に犬の予想外の助太刀でなんとか勝利する。『白い粉』では邸宅勤めの料理人が毒を盛ってくる。『狐雨』は同心に狐が取り憑いて暴れまわる展開が変化球で面白い。三田聖坂、池上本門寺などなじみの土地が舞台で楽しい。2023/12/31

kazukitti

2
全部読んでも何度読んでもこれの狐の話は本当に異色よね。五郎蔵が平蔵に「どうだ、おまさはいい女だろう」とか言うから、「え、長谷川様まさか既におまさに…」とか一瞬思っちゃったんじゃないの?wとかねとかねw2017/11/06

へたれのけい

2
冬季オリンピックの金メダルを視る為に夜中まで起きていて、読み終えました。集中力が無くてまとめて読めない時に、短編の「短さ」はありがたいですね。2014/02/15

まりりんりん

2
20年前に購入したもの、再読。 「雨引の文五郎」「鯉肝のお里」「泥亀」「本門寺暮雪」「浅草・鳥越橋」「白い粉」「狐雨」 行間にドラマのシーンが浮かび上がる感じ。原作に忠実なドラマ化にこだわった池波正太郎だからこその感覚。何度読み返しても楽しめる。2013/01/14

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