出版社内容情報
本能寺で自刃した織田信長の最期とその配下の忍者像を描く「鬼火」加藤清正殺害の陰謀の謎にいどむ「やぶれ弥五兵衛」など、歴史のかげで男女忍者が活躍する七篇収録
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
BlueBerry
30
程ほどに面白いのだけれど割と有り勝ちな内容で新鮮さを感じなかった。2013/10/06
OHモリ
15
・忍者ものが大好きで、しかも池波正太郎さんの作品とあれば、まず外れなし。職場の待合室にあった「ご自由にお持ちください」かごの中から、迷わず手に取った一冊。 ・リアルに「そういうこともあったかもしれない」と思わせる物語から、恐山のイタコの呪いなど、どこか幻想的で現実離れした話まで、さまざまな忍者像が描かれる短編集。 池波作品らしい静かな筆致の中に、人間の哀しみと業が滲む一冊だった。2025/09/20
ワッピー
6
本能寺の変に翻弄される忍者「鬼火」、光秀を討った忍者の最期「首」、小田原攻めの諜報戦「寝返り寅松」、幸村の拾い首をした武者への復讐「闇の中の声」、真田と徳川の忍び対決「やぶれ弥五兵衛」、時代に生まれ遅れた大名の独り相撲「戦陣眼鏡」、正雪の徒党を内偵する忍び「槍の忠弥」の7編を収録。非情な忍者の世界にあって、騙し、騙され、その中に一瞬光る人の情をとらえたブレない池波ワールドです。潜入した忍びも苦笑いする勘違い大名水野忠善の滑稽さと、忍びがいつか忠善に魅了される「戦陣眼鏡」はワッピーのお気に入りです。2017/09/07
DONA
6
久々の再読。忘れている話も多くて、新鮮な気持ちで読めました。忍者ってスーパースターのようなイメージが強いですが、やっぱり人間なんだな・・と改めて感じました。人間臭い忍者たちの話だからこそ面白いのかもしれません。2012/02/21
ぺしみち
1
面白い2014/10/13
-
- 和書
- ドイツ基本権裁判の展開
-
- 電子書籍
- フードビズ57号




