文春文庫<br> 平和の失速〈1〉―大正時代とシベリア出兵

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文春文庫
平和の失速〈1〉―大正時代とシベリア出兵

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  • サイズ 文庫判/ページ数 534p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167141547
  • NDC分類 210.69
  • Cコード C0131

出版社内容情報

東洋の一島国から大国へと上り詰めた明治を引き継ぐ大正時代。それは日本が真の近代国家へと脱皮するための試練の時代でもあった

内容説明

大正年間は波瀾含みで幕を開けた。元年12月に予算に関し陸軍の抵抗を受け、西園寺内閣は崩壊。元老桂太郎が組閣するが、陸軍・元老の横暴であるとして「閥族打破」「憲政擁護」のスローガンのもと政党、民衆の反発をまねき、二カ月もたず瓦解する。政友会の支持をとりつけた山本権兵衛内閣発足で政局はおさまるかに見えたが…。

目次

1 山県元老と陸軍に葬られた西園寺内閣
2 桂内閣誕生するも“大正維新”を求める声
3 民衆による倒閣“大正政変第二幕”
4 山本内閣成立から米国の「排日法」議会通過
5 中国の“外患”に「対支三案件」の強行突破

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mr.deep

2
大正政変メインテーマの本読んだの地味に初めてかも。暴動の際に被襲撃側も普通に反撃してる辺りまだ自力救済の精神が生きてたんだなぁと。後、一般的に世評の高い西園寺公望尾崎行雄牧野由顕辺りが小人物に描写されてるのが新鮮。代わりにか、現実主義的な有能ムーブに終始する原敬の評価爆上がりです。2023/10/15

hon

0
大正時代を改めて勉強するにはいい本だと思った。 2以降もしっかり読もうと思います。2017/09/20

platoon

0
ずっと積んどいたが、読まなきゃいかんなぁ2013/07/19

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