文春文庫<br> 日露戦争〈5〉

文春文庫
日露戦争〈5〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 491p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167141509
  • NDC分類 210.67
  • Cコード C0131

出版社内容情報

戦局は煮つまってきた。健闘する日本軍はついに奉天に迫る。しかし海上ではロシヤは総力をあげてバルチク大艦隊を日本へ派遣した

内容説明

多量の血を流しつづけた旅順口の要塞攻防戦は203高地の奪取をさかいに戦局は急速に好転して、日本軍は遼東半島からロシヤ軍をついに駆逐した。しかし北方ではまさかと思われたこの厳寒期に、沙河を挟んで対陣している日本軍左翼に強烈な打撃が加えられた。これをかろうじて凌いだ日本軍は奉天へ北進して総攻撃を企てた。

目次

203高地陥落
旅順口要塞の崩壊
水師営
血の日曜日
黒溝台
沈旦堡の苦闘
黒溝台会戦終結
バルチク艦隊回航
永沼挺身隊
奉天総攻撃第一夜
包囲と阻止
決戦前夜

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

めっかち

2
 ついに旅順陥落! 児島襄先生によれば、よく知られた唱歌「水師営の会見」は概ね史実に基づいてたとのこと。世界歴史を見ても「昨日の敵は今日の友」なんてのは、中々ないよね。本巻では永沼挺進隊についても詳述されている。挺進隊は物理的被害をあまり与えられなかったが、精神的に大なる戦果をあげていたというのが興味深い。あと、露国側にいた日本兵捕虜たちが、旅順解放時お咎めなしだったってのも大事な点。そう考えると、やはり大東亜戦争のときはおかしかったよね……。2025/03/17

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