文春文庫<br> 第二次世界大戦 ヒトラーの戦い〈6〉

文春文庫
第二次世界大戦 ヒトラーの戦い〈6〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 524p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784167141417
  • NDC分類 209.74
  • Cコード C0195

出版社内容情報

ソビエトの反攻を受けたナチス・ドイツは北アフリカでも退却を。一方、連合国側は大陸に橋頭堡を築くため史上最大の作戦を行なう

内容説明

1943年9月、イタリヤのバドリオ政権は連合国に無条件降伏する。前首相ムソリーニはドイツ軍に救出されファシスト政権を樹立するが、もはや有明無実の存在でしかない。一方、東部戦線の相次ぐ敗退でヒトラーが前線の将軍に不信の念を募らせている’44年6月、連合軍による“史上最大の作戦”ノルマンディ上陸作戦が開始される。

目次

独伊枢軸関係の崩壊
ヒトラーのイタリヤ対策
スパイ『キケロ』の謎
エダ夫人の悲劇
東部戦線崩壊
史上最大の作戦
シェルブールとミンスク

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

16
東も南も西も崩壊していくこの巻で、一番印象に残ったのはイタリアの崩れっぷりです。同盟国としてあまり役に立たなかった印象はありましたが、想像を絶する酷さでした。イタリアの施政者達には責任という認識は無いのかなと思いました。 あとドイツによるイタリア軍の武装解除の場面はコレリ大尉のマンドリンを思い出しました。2021/04/16

フンフン

6
イタリアは枢軸から脱落し、東部戦線も崩れ、ついに史上最大の作戦で米英軍はフランスに上陸する。それでもヒトラー伍長は敵はわが腹中に入った。奴らがイギリスにいる間は手が出なかったが、これで撃破できると豪語した。ドイツに戦力があるうちに講和しないと無条件降伏しかなくなるとあせる元帥たちは伍長暗殺計画を発動させる。2024/11/23

Hiroshi Takeshita

2
お国柄という言葉の意味を踏まえた上で、あくまでも趣味として、その事を語るならば、ノルマンディ前後の各国の振る舞いは、実に興味深い。元々フランスのヘタレで始まったヨーロッパ戦線は、同じラテン系の、余りにもなイタリアのヘタレぶりを露呈し、何を考えているのだかよくわからない、まるで戦争を楽しむかの様な、イギリスの偏執狂的作戦が勤勉なドイツを翻弄する。しかし、偏執も勤勉も、ヘタレには敵わないのだ。ロンメル云く、戦争は無意味なのだから、先に手を挙げたもの勝ちなのだろう。玉砕は無意味だ。瓦全こそに意味がある。2024/06/18

無職さん㌠

1
スターリングラードを境に、攻守交代して押され気味な東部戦線に加え、最も長い日を経てフランスに第二戦線が形成されてしまう。 しかしジリジリ押されて敗戦したようなイメージがあったけどノルマンディー上陸からヒトラー自決まで1年に満たなかったのね。あっという間。2019/05/21

ビタミン

0
★★★★☆2009/06/05

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