出版社内容情報
(Ⅳ)太平洋戦争。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鐵太郎
14
第二次大戦が勃発してから、日本は三国同盟に至ります。それを形容する「バスに乗り遅れるな」という言葉が、英国首相チェンバレンが起源とは知りませんでした。(一度読んだはずなんだがなぁ)そして近衛首相の再登場と倒閣。開戦を阻止するために首相になった東條陸軍大将の躍進と開戦の英雄になった日々。歴史にも戦争にも政治にも優れた知識と判断力を持ちながら、名目上の帝王として何も出来ない天皇の思いはどうなっていくのか。敗戦に転がり込んでいく日本と、反東條の企みの挫折でこの巻は終わり。2019/06/23
めっかち
3
事変は長期化し、国内は混沌を極める。町には「テンノーヘーカコロセ」の落書きが出現、東北では「ないないづくしアホダラ経」が流行する。「最近死にたくなった、政府もいうでないか”シンタイセイ”」なんて会話が交わされたというのは、面白いが笑えない話。武藤章が「ハイル」(ヒトラー)と「入る」(トイレに)を勘違いしたというのは、笑い話だが、日独伊三国同盟が締結され、いよいよ日本も第二次世界大戦に参戦する。グルー大使の「皇室は世界の福祉と文化に貢献を」に大きく頷かれた昭和天皇にとり、開戦はいかばかりだったか…。5へ。2025/07/21