出版社内容情報
新発見の五頁の日記には何が書かれていたのか、隠れ家を密告したのは誰か……多数の関係者の証言と新資料で描く伝説の少女の全貌
内容説明
1998年夏、『アンネの日記』に新たな5ページが発見されたニュースは世界を駆けめぐった。スクープしたのは本書の著者。アンネの伝記を書くための取材中に所有者を探しあてたのである。この新発見の他、隠れ家の密告者を特定したことや、40人近いアンネ関係者のその後の人生を追った調査などが反響を呼んだ世界的ベストセラー。
目次
第1章 逮捕と連行
第2章 フランクフルト時代
第3章 出国
第4章 第二の故郷
第5章 殺人者がすぐそこに
第6章 八方ふさがり
第7章 隠れ家へ
第8章 後ろの家
第9章 死地への最終列車
第10章 あこがれ
エピローグ 関係者たちのその後
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mon
1
基本的には善良な人々の、無関心こそが大量虐殺を助長したのだ、というミープ・ヒース女史のあとがきが心を打った。そして、母エーディトのイメージが、「アンネの日記」だけを読んでいた時とはガラリと変わった。愛情深く、慎み深い、賢母だったのだな、と思う。2024/04/30
foxface
1
アンネが隠れ家生活を始める前のことや、見つかってしまった後の事などなど「日記」とはまた違ったアンネたちの姿が見えました。娘達のためにパンを取っておいた母親の話など涙なしには読めませんでした。
海野藻屑
0
アンネの視点ではないアンネとその時代風景を描いた新鮮な本。2017/06/30
丰
0
20000510
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