出版社内容情報
いままで単純に悪人と割り切られてきた人物に人間的な側面を見た史伝の名作。NHKテレビドラマ化で注目の平将門、藤原純友をふくむ平安以前の六人物伝。全四冊
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
33
海音寺さんの思いが伝わってきます。英雄にはなれないながら著名な人たちがピックアップされています。悪人側の言い分もありなかなか面白いです。「藤原薬子」「伴大納言」が良かったです。2025/04/05
出世八五郎
3
副島隆彦さんで知ったのですが、悪人とは・・・悪とは・・・集まってくる人間に飯を食わせる人のことを悪と言うのだそうです。悪いことしないと多くの人を養えないというのです。素直に感心しました。悪人列伝・・・微妙に違います。
イツ@ヱヒモセス
3
はじめて私の中で日本古代史に血が通った!その流れがぼんやり見えた!教科書的で正しく箇条書きされても、わからないし覚えられないことが、推測でばっさり斬られるとこうも頭の中に入るのね。2009/12/27
きり
3
これおもしろいです。海音寺さんの独断と偏見?的な視点大好きです。2009/10/12
-
- 和書
- 青い虚空 文春文庫