文春文庫<br> 遠ざかる足音

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文春文庫
遠ざかる足音

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  • サイズ 文庫判/ページ数 318p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167133115
  • NDC分類 913.6

出版社内容情報

母性愛という美名の底に秘められた醜いエゴイズムに翻弄される一人娘の恋愛と結婚─破局を迎えるまでの葛藤を描いて、母娘・夫婦の愛情のあり方を問う傑作長篇

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あばこ

3
あとがきで週間女性で連載してたとあって納得(笑)ワイドショー的なのりだなという感じ。ちょっとお笑い的感覚で面白かったけど、再読はなしですな。2012/05/17

gurisan

2
★★★★☆ 娘が好きな男ではなく、親の連れてきた男、しかも娘があまり好きではない男との結婚で、娘を一番愛しているのは母親である自分なのだと見せつける母。それも、まったく無自覚に。母子関係の嫉妬、愛着、執着を見事、描ききっている。2010/12/09

ジャンズ

1
結婚した娘の夫婦に母親の過干渉。娘のためと言いつつ、それは自己愛のため。最後の数ページに書かれていた母が嫌っていた娘の元カレの言葉が印象に残った。「仲の良い両親の下で育った子供は不幸な結婚がある...」それが当たり前と思ってしまうから。そうかもしれないと思った。2014/07/05

Maria

0
読んでるときは面白かったが内容はイマイチ。2012/12/11

コクボ

0
最初の数ページから登場人物の自分勝手な心情に胸が悪くなりました。女性って少なからず自分の思い通りに物事をすすめるために事実をねじまげ身勝手な脚色をして周りを巻き込む部分があるものですが、ここまで典型的な人とはかかわりたくないです。2012/04/30

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