内容説明
『イギリス人はおかしい』が大評判の著者の第3弾。英国人の名前の話から、若者の生態、動物愛護、電話や水道をめぐるドタバタなど、実際に暮らしてこそわかるイギリスの「ちょっとヘンな話」満載。「バアちゃん」ことリドリー・スコット監督の母堂も再登場。ロンドンの下町に暮らし、“英国礼賛”の嘘を暴く。
目次
英国人の名前
ミドルクラスの若者
英国人は水を節約するか?
イギリス人は動物好きか?
英国のテレビ番組と賭け事好き
金と名声と若い妻
車掌付きデッカーが消えてゆく
二人のバアちゃん
ロンドンの日本人
日本経済の凋落が落とす影
著者等紹介
高尾慶子[タカオケイコ]
1942年姫路市生まれ。私立播磨高校から調理師専門学校に進む。カトリック系病院の調理師、カトリック系身体障害児施設の職員を経て1972年、英国へ。イギリス人音楽家と結婚。1976年、二人で帰国、京都で暮らす。1982年離婚。1988年、再び英国へ。ロンドンの日本レストランのウェイトレス、映画監督リドリー・スコット氏邸のハウスキーパーなどを経て、1998年『イギリス人はおかしい』を発表し、注目を浴びる。現在は英国政府から年金の給付を受けつつ執筆活動に専念している
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感想・レビュー
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さきん
24
イギリス人はとはとても一般化はできないものの、著者なりに分類して考察している。リドリー・スコットの家政婦アルバイト経験はもっと詳しく知りたい。彼の歴史考証から組み立てられる映画は良くとても勉強になる。一方で著者自身も相当変わっているし、日本も変わってるし、当時書かれたときの日本から今の日本というのも雇用状況も大きく変わっているので共感ポイントは少ない。2021/05/09
うたたね
0
イギリスのいいとこ取りしてる高尾さんが一番したたか。。。2016/07/17
macky
0
☆☆☆☆☆
sachi716
0
再読。 スコットばあちゃんの話がやっぱり面白い。2015/02/22
sachi716
0
ふたたび、スコットバアちゃん登場。 やっぱり、このバアちゃんの話が一番面白い。 それにしても、「何で、世界中の人からここまで嫌われているのかを知るために絶好の機会」と思って、不愉快になることを承知でユダヤ人のところで働くのだから、すごい好奇心とバイタリティーだ。。。。。2014/12/16