出版社内容情報
"無敵"を誇っていた関東軍は急襲してきたソ連機甲部隊によって蹴散らされた。時代遅れの銃を与えられた新兵たちを率い原野を彷徨する梶。大河小説いよいよ核心へ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Sumiyuki
1
うむ。人間と職位の狭間。@何処の社会でも一番下の者が損をするように出来てはいるんだがな、他の社会だと、実際の仕事をするのは下の者だから、たとえば田代の正しい主張は、或る程度反映しないでもない、曲がりなりにもね(中略)軍隊が他の社会と違うところは、これが戦争をするためにあるということだな?戦闘となれば、実力があるのは古兵なんだ。(中略)これが、少しぐらい理窟が合わなくても、古兵の我儘が許される理由だ。2018/09/26
koyapy
0
梶が病院で過ごす話から始まる。徳永看護婦との出会い。ここでも誤解が生じる。そして別れ。戦地への復帰。美千子との距離は更に広がる。2012/09/30
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