文春文庫
太宰治に聞く

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  • サイズ 文庫判/ページ数 347p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167111236
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

レアル

55
太宰作品ではなく、著者が太宰という人間を分析した作品。太宰の周辺にいた人たちのインタビューや座談も面白いが、私の中では太宰の史料、これを読みながらじーっと眺めているのがとても楽しい。太宰という人間はその作品に触れれば触れるほど印象やイメージが一新し、一新した太宰でまた作品を読み返すと、物語の内容まで違って読めてしまう。。著者の太宰像もまた良い。2016/08/07

はる

16
井上ひさしが書いた太宰治、女性関係のみに注目せずに、彼の生涯を多くの資料とともにわかりやすく書かれていた。舞台人間合格を観る前に読んで、舞台の詳細がよくわかった。舞台を観なくとも、太宰治の生き方がわかる面白いものだった。2020/07/23

OMO

1
面白さ:○   興味:◎   読みやすさ:○   新鮮さ:○   文学的云々:×2024/03/11

愛敬 史

1
太宰と親交があった人、近所に住んでいた人など、人間・津島修治の一面を知ることができる貴重な証言が収録されている。個人的には織田作、安吾の座談会が面白い。2011/12/23

いのふみ

0
本人の著作ではなく、作家井上ひさし氏の分析や太宰の周辺人物(知人友人や近所のおじさん……)へのインタビューを通じ、諸説ある太宰の実像に迫る。つまり、「太宰治を外濠から埋める」。太宰はさも自分の生活を曝け出していたようでいて、実は虚実おりまぜて書いていたのではないか?2011/07/09

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