文春文庫<br> ムツゴロウの根釧原野

文春文庫
ムツゴロウの根釧原野

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  • サイズ 文庫判/ページ数 236p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167108236
  • NDC分類 914.6

出版社内容情報

原野で馬を育て牛を飼い、北洋に鮭鱒を追う。本気で怒り本気で泣く。東北海道の厳しい自然の中で虚飾のない生活を送る個性豊かな人たちとの交流が生んだ人間讃歌

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

28
道東のロマンと自然の厳しさを感じます。ムツゴロウさんの動物について語っている時が好きです。カラスの話がお気に入りでした。2024/11/10

春色

4
ムツゴロウさんこと、畑正憲さんが東北海道で出会った人々の様子が描かれる。私自身は東北海道、根釧原野を訪れたことはないが、北の海の荒々しさや厳しさ、雪や氷に閉ざされた世界の孤独、牛馬の命と共に生きる人々の姿に胸打たれる。北の大地は非常に厳しく恐ろしいのだけれども、だからこそ無骨で気高く逞しい人々が生きているのだと思うと憧れの感情さえ湧いてくる。2024/03/17

いづみ

1
北の大地に生きる人々をムツゴロウさんの筆で描いた一冊。冬の厳しさ、命をかけて生きる人々の姿がここにもあります。体験が持つ重みが、読んでいるこちらにまで響いてきます。2011/06/14

フランキー

0
所々、小さい頃見てたムツゴロウと愉快な仲間たちを思いながら読んだ。そういえば、ムツゴロウさんは馬で疾走してたような。2015/01/15

Shota Kumakura

0
苛酷な北海道東部での、海の話、馬の話、そこに生きる人間の話。 道東は日本の中でも少し特殊な場所だと思う。人間が少ない。人工物が少ない。 ヒッチハイクをするために根室の海沿いの道端で車を待っているとき、人工的な音が一切聴こえず、まるで山の上の様な一種ピリピリした空気感があったことを思い出した。2014/02/03

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