出版社内容情報
好評ムツゴロウの博物志第三弾。動物界の新鮮な話題を生々と伝えてくれるムツゴロウ先生の筆はますます冴えて最後まであきさせません。長新太の楽しいさし絵入り
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
saga
55
【再読】博物志の、そして本州での生活の掉尾を飾る本書。時系列ではなく徒然なるままに綴られるのだが、それぞれに面白いのだ。ムツゴロウさんと、その時々の相手との対話の中に、生物に関する蘊蓄、ユーモラスな視点が描かれる。「蚊の涙」での、極小器具を自作し、車、電車などの振動が影響しない真夜中に手術と撮影をする様子がとても印象的。解説の星新一氏とも親交があったことに驚いた。2024/02/07
いづみ
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博物志３部作。切なさを感じるエッセイあり、親子の生きた教育談あり、動物写真家あり、研究者あり、そして作家あり。これまた多芸多才なムツゴロウさんならではの１冊です。2011/05/13
