出版社内容情報
ムツゴロウはストレートで東大に合格した。新しい生活の中で恋人といっしょになりたいという夢が燃える。貧しい生活にもめげず二人が愛の巣をいとなむまでの、なつかしの日々を綴った感動の記録
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トムトム
25
テレビで見る奥様の純子さんは、ムツさんが無茶クチャするのをクツクツ笑いながら楽しんでいた印象があります。でもこの本を読んで、ムツさんと一緒になるというのは一筋縄ではいかない事なんだと思いました。愛・ご縁・運命、何と呼ぶのか分かりませんが、出会うべくして出会ったお二人だったのでしょう。赤の他人が家族になる事の不思議を考えてしまいました。2020/12/12
みのにゃー
6
処分前の再読。東京での大学生活から、純さんとの結婚までを綴ったエッセイ。その生活ぶりは当時の学生なら当たり前だったかもしれないが、書き手の才能なのかとても楽しい読み物となっている。今の若者の多くは、巣立ちに親が手をかけすぎ。若いうちの苦労(貧乏)は買ってでも・・・というのは死語になってしまったような感慨を持つ。2019/05/30
シロクマとーちゃん
3
ムツゴロウさん、うちの親と同世代だし。うちの親同士も高校の同級生だったし。今も仲良くやっているし。全く同じだなあ。同級生が初恋のひとというのが、はずさない秘訣か!?2014/09/24
うろたんし
2
バイト先の秘書さんに薦められ。前半は、学問に対する意見や教育への指摘が目立ち、光り、おもしろかった。けど、後半は変哲なき日記に終始していた気がする。2014/05/16
いづみ
2
青春期から続く話。こうして改めて見ると、奥さんも負けず劣らず旦那さんに付き合える人だなあということも分かったり。同棲、結婚、それをとりまく生活や家族。激動の人生の一端が垣間見えます。2011/05/10