文春文庫<br> 昭和史発掘〈1〉 (新装版)

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文春文庫
昭和史発掘〈1〉 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 417p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167106997
  • NDC分類 210.7
  • Cコード C0121

出版社内容情報

独自の史観と未発表資料を駆使した不朽の労作

清張にかかると昭和史はこんなにも生々しく、面白い。第1巻は、「陸軍機密費問題」「石田検事の怪死」「朴烈大逆事件」他、全5篇

担当編集者より
厖大な未発表資料と綿密な取材によって、昭和初期の日本現代史の埋もれた事実に光をあてた不朽の労作が新装版で登場。政界に絡む事件の捜査中に起きた「石田検事の怪死」、部落問題を真正面から取り上げた「北原二等卒の直訴」、他に「陸軍機密費問題」「朴烈大逆事件」「芥川龍之介の死」など5篇を第1巻に収録。圧倒的な面白さ。

内容説明

厖大な未発表資料と綿密な取材によって、昭和初期の日本現代史の埋もれた事実に光をあてた不朽の労作が新装版で登場。政界に絡む事件の捜査中に起きた「石田検事の怪死」、部落問題を真正面から取り上げた「北原二等卒の直訴」、他に「陸軍機密費問題」「朴烈大逆事件」「芥川龍之介の死」など五篇を第一巻に収録。圧倒的な面白さ。

目次

陸軍機密費問題
石田検事の怪死
朴烈大逆事件
芥川龍之介の死
北原二等卒の直訴

著者等紹介

松本清張[マツモトセイチョウ]
1909(明治42)年12月、福岡県企救郡板櫃村(現・北九州市)に生れる。53(昭和28)年「或る『小倉日記』伝」で第28回芥川賞を受賞。56年、それまで勤めていた朝日新聞社広告部を退職し、作家生活に入る。63年「日本の黒い霧」などの業績により第5回日本ジャーナリスト会議賞受賞。67年第1回吉川英治文学賞受賞。70年第18回菊池寛賞、90年朝日賞受賞。92(平成4)年8月死去
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感想・レビュー

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遥かなる想い

172
松本清張の労作。戦前の 事件の闇を描く。 日本史で習った内容が 深堀されるようで、 面白い。一巻は田中義一の 陸軍機密費横領疑惑、 政友会の二大事件を追っていた石田検事の怪死、 昭和初期の朝鮮人への 感情が伺える朴烈大逆事件、芥川龍之介の自殺の背景、北原二等卒の直訴…いずれも 昭和初期の風景が読者に伝わってくる 2014/10/20

さぜん

47
「女たちのテロル」で金子文子を知り「朴烈大逆事件」を知りたくて読む。他に「陸軍機密費問題」「石田検事の怪死」「芥川龍之介の死」「北原二等卒の直訴」。埋もれてしまった事件を丹念な調査と推理で真相に迫ろうとする作家としての矜持を感じる。芥川龍之介のイメージが覆された。メンタル弱い女性好きだったのね。北原二等卒が部落問題を天皇に直訴しようとした事件には驚く。水平社宣言から100年の記事を目にしたばかりだったのでまるで引き寄せられたような気がする。50年以上前に書かれているのに古さを感じない。興味深く読了。2022/03/28

金吾

43
○何回も読んでいる好きな作品です。清張さんならではの推理や分析で226事件に至るまでの経緯を解き明かしています。陸軍機密費問題は軍民の腐敗が表れていてこのシリーズの端を切るのにいい題材だと思いました。あとは「北原二等卒の直訴」「芥川龍之介の死」が良かったです。2021/07/11

金吾

32
○時が経つとまた読みたくなる本です。資料と分析は凄いと思います。陸軍機密費事件は今後続いていく公金の私物化の端緒であり、今に至るまで立ち直れない腐敗的因習なのかなと感じました。他には「北原二等卒の直訴」「芥川龍之介の死」が良かったです。2022/10/10

てん

30
歴史は好きだが、昭和史には疎い。大正時代から第二次大戦終結までの間については本当に疎い。ここに掲載されている事件についてはほとんど知らなかった。著作にするためにどれほどの調査をしたことかと圧倒される。著作の一つ、北原二等兵の直訴について、その時代の天皇の位置、存在感は現代から見ると信じがたいほどだ。芥川龍之介の自殺の原因を推測しているが、芥川の知らない一面がわかって面白かった。最終巻まで読むしかない。2018/08/03

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