文春文庫<br> 史観宰相論

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文春文庫
史観宰相論

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  • サイズ 文庫判/ページ数 299p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167106683
  • NDC分類 210.6

出版社内容情報

大久保利通、伊藤博文から西園寺公望、原敬、浜口雄幸、犬養毅、近衛文麿、吉田茂など日本の宰相を俎上にのせ、鋭い眼力でその功罪を論じて指導者像を考えた好著

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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8
大久保利通、伊藤博文、山県有朋から吉田茂、鳩山一郎まで、政治家、総理大臣を時系列で論じる宰相列伝。内閣創設以前から戦後までの総理を一人で描ききった力作。今日歴史家や政治史の専門家でもなかなか一人で通暁史は書けない。本書は1980年の刊行ながら、今読んでも新たな発見を与えてくれ、古臭さを感じさせない。人物の評価として最高点を与えているのは大久保で、反対に最低点は近衛文麿である。大久保の長所を藩閥にとらわれない人材登用主義にあるという。一方近衛については、徒に陸軍に振り回された史上最低の宰相の一人と手厳しい。2015/01/21

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