出版社内容情報
二・二六事件に決起した青年将校たちの死刑判決、それに続く北一輝、西田税の刑死。そして、数々の問題を残して、軍部は全面戦争へと向う。画期的な労作の最終巻
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
25
○何度か読んであります。いつも読み終わった時にほのかな満足感を得ることができます。226を俯瞰するのに私にとっては最適のシリーズです。また時をおいて読みたいと思います。2025/08/15
金吾
8
○シリーズ全般を通じ面白かったです。226事件を詳細に取り上げた作品の中ではわたしの知る範囲では秀逸な作品であると思います。それぞれの立場の言い分はあると思いますが、理由の如何を問わず蹶起将校が公権力として与えられている軍隊の指揮権を私的目的で使用したことは間違えていると考えます。読んでいて大変充実していました。2020/04/18
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