出版社内容情報
昭和二十七年四月、突然消息を絶った日航機「もく星」号。朝鮮戦争の最中に起ったこの事故の真相を解明するため、記録的手法を導入して真正面から挑んだ長篇小説
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
i-miya
57
2014.01.08(01/08)(再読)松本清張著。 01/07 (本文) 事件当時のことを新聞から、S27.04.09、0734、消えた「もく星」号、マーチン202型双発。 33人。 羽田→大阪→福岡。 千葉県館山上空大島のラジオ・ビーコンに乗り、高度6000Fまで大島上空通過の予定。 次のビーコン・コース、浜松上空。 0409の夕刊、「1515、航空庁板付分室に入った情報、静岡名湖南16kmの海上で機体発見、米軍巡視艇救助開始」 2014/01/08
i-miya
52
2014.02.27(02/08)(つづき)松本清張著。 02/26 (P009) これら横田の米軍基地からの情報であろう。 第五空軍の捜索機の出動を伝えているからだ。 在日第五空軍の司令部は名古屋にあった。 これはハワイ・パシフィック・エア・フォース(太平洋空軍)総司令部と直結している。 第五空軍の下には、関東では立川、厚木、横田、入間川などの基地に航空部隊が置かれていた。 2014/02/27
i-miya
12
その前1500、名古屋航空保安事務所からの報告、「米軍横田基地からの通信、北緯〇、東経〇、濃霧のため機体発見していない」疑問:なぜ東京の航空庁に連絡がないのか? 1540、国警静岡本部、「米軍からの情報、15:40、米第五空軍捜索機が発見、全員救助、救助時刻、入港する港名は不明」
miyamo
0
2004.7.10 × 上中下