文春文庫
火と汐

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  • サイズ 文庫判/ページ数 299p
  • 商品コード 9784167106133
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

京都の夏をいろどる大文字の夜の雑踏にひそかに交された愛の営みと、同時に催された三宅島へのヨット・レースとの間の完全犯罪の謎を追求する本格推理小説の傑作

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

グラスホッパー

10
五十数年ぶり再読、種族同盟のラストは、記憶に残っていた。 表題作は、時間のトリックが良い。現在の科学捜査のすごさがわかる。50年後は、さらに進化しているのかな。2023/11/24

世乃枝葉

8
表題作はトリック解説がねちっこかったぇ…。他三編はいずれも面白かった!自分の親世代の作品だけど、時代背景、雰囲気が素敵。今と違って科学捜査がアナログだから、幅があっていいね。種族同盟が好き。他の作品も読んでみよー。2020/02/02

uchi

5
短編集なのに、どれも重たくて読んだあとの充実感がすごかったです。2019/04/28

ロッタ

4
短編集。「火と汐」は、犯人がわかっても謎が残り消化不良。「証言の森」は、話が遅々として進まずイライラ。残りの2話は読み進めるのに難儀して、さらっと流し読み。2021/02/11

義輝仮面

4
【★★★☆☆】 西村京太郎「赤い帆船」でこの作品「火と汐」が出てたので購読。松本清張初購読なのもあって短編ながらもびっしりしている文章故に読むのに時間がかかったが、中身がわかると凄く引き込まれた。どの短編も印象に残って入るが「証言の森」は終始?な感じだった。2018/03/20

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