出版社内容情報
闇に匂う美女と粗野な中年男のカップルに、青年の好奇心は燃え上る。残された万葉の古歌のペンダントの謎を追って、奇怪な事件が展開するロマンチックミステリー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
笹ダンゴ
2
ところどころ「設定が無理すぎ」と思うところはあったけど、続きが気になってどんどん読み進めてしまった。2018/10/28
ヘブンリー
2
何とも濃厚な作品でした。書かれたのが50年ぐらい前なんだけど、ほとんど古さは感じませんでした。こういう女なんかいるはずない。女性蔑視と偏見。など、なんとでも文句をつけられるかもしれない。それでも、引き込まれて数時間で読了してしまいました。2011/06/05
さしより
1
一介のサラリーマンが、よくぞここまで探索できたものだと、現代の読者としては思いました。今だったら、さっさとお縄になってますね、この探索は。 とはいえ、それから?、次は?、で?、と、気が付けば入り込んでしまっており・・・。清張ミステリー奥深さにまたやられました~。2013/07/14
葉
0
松本清張の小説を初めて読む。梅木という主人公が事件に巻き込まれていくミステリー小説である。情景描写というよりは心情描写・行動描写の方が多いように思えた。会話文が多く、その中からもミステリアスな文言が多く見られる。夜に事件は動くような感じがした。2015/04/08
AZALEA
0
★★★★2009/08/12